銀の匙 (ワイド版岩波文庫 173)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000071734

感想・レビュー・書評

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  • 自分の子供の頃が思い出されてくるような気がしました。
    自分にとっての「伯母さん」はおばあちゃんかなあ。
    その時々の思いが大げさでなく綴られてて、
    情景が浮かんできました。
    小さい頃の伯母さんや友達との日々の前編も良かったけど、
    お兄さんの思いのありがた迷惑度合いが
    そこまでこねくった様な表現に?と笑えてしまいましたが。
    後編の伯母さんの行は、良かったなあ。

  • 濃密な文章、鮮やかな描写、幼少期のノスタルジー。

  • 中さんの表現が好きです。かわいいもの、やさしいもの、温かい何かが言葉にまで沁みこんでいる。中さんの詩集も好きです。小説ですが、中さんの子供時代のお話です。

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著者プロフィール

1885年、東京に生まれる。小説家、詩人。東京大学国文学科卒業。夏目漱石に師事。漱石の推薦で『銀の匙』を『東京朝日新聞』に連載。主な著作に小説『提婆達多』『犬』、詩集に『琅玕』『飛鳥』などがある。

「2019年 『銀の匙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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