キーポイント線形代数 (理工系数学のキーポイント 2)

  • 岩波書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000078627

作品紹介・あらすじ

線形代数の急所とその克服の仕方をずばり解説する。まず連立方程式を通して行列や行列式が何かを理解させる。さらにランクの意味や線形変換の役割、行列の対角化や固有値の計算手法など、要所攻略のコツが身につく。

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすいキーポイントシリーズの中でも、今のところ一番説明がわかりやすい。
    思い切って意訳してあったり、すぐに使わないところも展開が広がるところは言及したりと工学部の1年生が今後使えるように、ってことが丁寧に意識されている気がする。
    特に固有値、固有ベクトルをy=axの比例定数と対比させて説明する章が説明がよかった。

  • [思い出]
    講義で指定されたので購入した。講義はひどかったが、線形代数は割と物理数学の分野では好きなほうだ。
    [内容]
    初学者にお勧めできる本。これ以外に線形代数の本はあまり読んだことがない。物理の学部生ならこれ一冊で十分なほどよくまとまっている。例題を丁寧に解説されているので分かりやすい。ただ演習問題が付いてないので別に演習書を買うと良いだろう。

  • 後半からの解説がやや雑に感じた

  • とっつきやすいしなかなかかと。

  • コアな数学プロではない、その他おおぜい理系人間にとってはとても有難い本であろう。ジョルダン標準型に至る線形代数の概念を、本当にわかりやすく解説してある。
    斎藤先生の線形代数学入門ではイメージをつかみきれなかった後に読むと、この分野の見通しが一気にクリアに頭の中で整理される。

  • こういうテキストに早く出会いたかった。

    その一言に尽きます。

  • 線形代数の基本中の基本を説明してくれる本です。
    内容は簡単ですが、一冊読み通すだけで結構問題が解けるようになります。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授、武蔵野大学教授、工学博士。1946年 奈良県生まれ。京都大学工学部卒業、京都大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。東京大学助教授・教授、青山学院大学教授等を歴任。

「2018年 『理工系の数理 確率・統計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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