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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
生物学者の視点から考える「食」というのが面白い。
食べものを体に入れるとそれはどうなるか、だからこそ、何を食べればいいのか、ということをテーマにした一冊。
狂牛病や遺伝子組み換えなど今、食の世界で起きていることをわかりやすく解説しつつ、私たちはどういう選択をするべきなのかということを改めて考えさせられる。
『生物と無生物のあいだ』、『世界は分けてもわからない』、『できそこないの男たち』などの著書で知られる、福岡伸一先生の書。 なんというか、福岡先生の文章はのどごしのいいうどんのよう。論じる内容は、生物学的専門性に裏打ちされたかなり“ぶっとい”理論なんだけど、生物学に明るくないこの私にも、スルスルとのみこみやすいのである。何がそうさせているのかな、と考えてみる。たぶん、それは福岡先生が“例え上... 続きを読む »
黒い牛乳というのを聞いたことがあるか?
私たちが飲んでいる牛乳を作るのに(まさに作る)人がどんな非人道的なことをしているのか。
読んだら牛乳が飲めなくなるかも。
自分の体と、食べ物のつながり。そして、食べ物を通しての環境とのつながり。大切なことはこんなにシンプルだったのかと、目が覚める思いがした。「私たちを形作っている分子は、自分のものであって、自分のものではない」という一節が印象的。
そうした意識を持って、食べ物を見つめていきたいと感じた。
動的均衡である生命体の成り立ちという前提をもって、狂牛病やらガンやらは一体どういうことなのかを読み解く。生命維持としてみた場合の食のリスクの意味など腑に落ちた。
福岡氏の著書を短く要約した感じ(講演を元にしている、と確か書いてあった)。お金をかけて、質の高い安全な食生活を選択しなければいけないと改めて感じた。
今まで岩波ブックレットは読んだことがなかったが、テーマについて概要を知る手段としてよいのかもしれない。090214
1)生きることと食べることの意味ー生命は、自身の絶え間ない分解と合成により、エントロピーの増大を阻止することによって維持されている。
2)狂牛病が私たちに問いかけたことー草食動物である牛の飼料として与えた肉骨粉に病原菌が入っていたことによる狂牛病の発症。自国で禁止した肉骨粉資料を平然と輸出していたイギリス政府。全頭検査をせずに輸入を強要するアメリカ政府。科学的根拠より政治的解決を選んだ日本政府。狂牛病対策はこの先どうなるのか?安全な牛肉を食べる事ができるのか?
3)食の安全をどう考えるかー目先の値段の安さのみにとらわれず、安全な食材、加工品を選択していく事が、全体の食の安全につながる。







