生きる術としての哲学: 小田実最後の講義

著者 :
制作 : 飯田 裕康  高草木 光一 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000221627

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  • 著者が慶應義塾大学三田キャンパスにて学生を相手に行った連続講義の記録。「考えてみようよ」と何より考える場を大切にした。小田さんの話の中に「する側とされる側」という議論の枠組みがよく登場する。その説明に使われる写真は大阪空襲の様子を上空のB29から撮影したもの。小田さんは当時大阪の空襲の最中現場にいた。上空と地上では同じ現場は共有できない。鳥の目ではなく、虫の目になること。それが、国家の目ではなく、市民の目でみるということ。

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