監獄ビジネス: グローバリズムと産獄複合体

  • 岩波書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000224871

感想・レビュー・書評

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  • 必然のものとしてあるべきだと思われている「監獄」に認識を変えてくれるのでは。

  • 監獄から社会の実態、今後の目指すべき社会が見える
    問題に蓋をするのでなく、根本的に変える必要性に気づく

  • 単行本の帯に“監獄大国アメリカ”とある。おそらく新書『ルポ貧困大国アメリカ』を意識したコピーだろう。どちらも岩波だし。
    この本が出た初版が2008年、前述の続編『ルポ貧困大国アメリカ II 』が出たのが2010年、この続編では、アメリカでは囚人がコールセンターのスタッフとして働いているというエピソードが衝撃的だったので、そういう事例がこの本にあるのかと思って手に取ったが、タイトルが『監獄ビジネス』という割には、具体的には囚人が一般企業にどう利用されているのかという実例はあまり紹介されていない。全体を通して書かれている内容からは生々しくもアメリカの監獄の歴史と収監の現実を知ることができる。タイトルは何か別の方が良かったのではなかろうか。フーコーの『監獄の誕生』の紹介が第3章の巻頭にあり。薄いのに2300円はけっこう高い。こういうジャンルの翻訳の宿命か。

  • ふむ

  • 資料

  • 2021年1月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00285457

  • ◆7/21オンライン企画「差別ってなんだろう?~#BlackLivesMatter を通して考える~」で紹介されています。
    https://www.youtube.com/watch?v=TUnY1wjcFsY&feature=youtu.be
    本の詳細
    https://www.iwanami.co.jp/book/b262493.html

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著者プロフィール

1944年生まれ。60-70年代の黒人解放運動のシンボル。その後もフェミニズムや刑務所などで発言や運動を続けるアメリカでも最も影響力のある活動家。著書『監獄ビジネス』『もし奴らが朝に来たら』など。

「2021年 『アンジェラ・デイヴィスの教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アンジェラ・デイヴィスの作品

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