蒼穹のかなたに 1: ピコ・デッラ・ミランドラとルネサンスの物語

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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000237055

作品紹介・あらすじ

時は、15世紀後半のフィレンツェ。豪華公ロレンツォ、プラトン主義者フィチーノ、ボッティチェッリ、ポリツィアーノ、サヴォナローラ、ミケランジェロら、芸術と思想の巨星たちがつくる精神の回廊をゆく。コンスタンティノポリス陥落と、コロンブスによる新大陸発見にはさまれた31年間の魂の遍歴-ヨーロッパが、まさにヨーロッパたらんとする転換期の壮大な思想のドラマがここにある。ルネサンス人文主義の礎をすえた天才ピコ・デッラ・ミランドラの波瀾の生涯を描く。

著者プロフィール

1947年、スイスのフランス語圏ヴォー州に生まれる。アルベール・カミュの研究で文学博士号取得。小説家、随筆家、ジャーナリスト、翻訳家として多彩な活動を展開。
『アルバン・ベルク』(1978)、『音楽』(1988)、『トリスタンという名の犬』(1993)、『B‐A‐C‐H』(2003)など音楽関係の随筆や小説はもとより、絵画や文学にかかわる著作を多数発表。これまで邦訳された著書に、『蒼穹のかなたに──ピコ・デッラ・ミランドラとルネサンスの物語』(桂芳樹訳、岩波書店)、『ピアニスト』『さらばピカソ!』(以上、鈴木光子訳、アルファベータ)がある。ランベール賞、ヨーロッパ・エッセイ賞、ビブリオメディア・スイス賞など受賞。

「2018年 『「亡命」の音楽文化誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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