女性と宗教 (叢書 現代の宗教 11)

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  • 岩波書店
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000260817

感想・レビュー・書評

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  • 今までぼんやりと感じていた宗教全般への反感が、この本を読んでクリアになった。女の私は宗教のこういうところが嫌いなのだ。一応書き添えておくと、この本自体はそういう考え方を扇動するような主旨のものではないのだが。

    宗教が持つ差別性に直面したときに、あくまで宗派の中でフェミニズム的問題提起を根気強く繰り返していく人と自分みたいに宗教自体を見限ってしまう人の違いはどこにあるんだろうな、と思った。

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著者プロフィール

近畿大学教員。専攻は女性学、哲学、宗教学。著書に『フェミニズムと国家暴力』(世界書院)、『フェミニズム入門』(筑摩書房)、『闘争するフェミニズムへ』(未来社)、共編著に『思想の身体 性の巻』(春秋社)など。

「2010年 『現代フェミニズムのエシックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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