フーコーとクイア理論 (ポストモダン・ブックス)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000270724

作品紹介・あらすじ

同性愛者に対する侮蔑語だった「クイア」が今、ゲイやレズビアンを自称していた人々によって誇らかに使われている。「規範としての異性愛」に対して厳しく異議を突きつける理論や運動の展開に、フーコーの思想はどう関わってきたのか。われわれのもつジェンダーやアイデンティティの理解を問い直す知の営みの系譜をたどる。

感想・レビュー・書評

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  • 2度目の読書であるが、1回目に読んだ内容を全く忘れ去っていた。「クイア」とは同性愛者に対する侮蔑語であるが、今ではゲイやレスビアンを自称する人々によって誇るべきものとして使われている。その理論を作ったのがフーコーの思想で、本書はそれを判りやすく解説してくれているのだが、やはり、難しい。社会学を学ぶ者にとって、フーコーの理論は必須なので読もうと努力してはいるが、高い山にいきなり登るのは困難なんだということだ。

  • 文章表現が難しいので、クィア理論に対しての知識が前もってないと取っ付きにくい印象。

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