フロイトと作られた記憶 (ポストモダン・ブックス)

著者 : フィル・モロン 中村裕子

• 岩波書店 (2004年8月26日発売)

作品紹介・あらすじ

心理療法やカウンセリングによって患者の心に実際には存在しなかった幼児期の性的虐待の記憶が作られる-「作られた記憶症候群」と名づけられて激しい議論を巻き起こした症状の元凶は果たしてフロイトの精神分析理論にあるのか?フロイトの思索の跡をたどり直し、記憶・抑圧・トラウマ等々をめぐるその見解をさぐる。

感想・レビュー・書評

[Kayaさんの感想 · 2011年4月13日]

心理療法やカウンセリングによって患者の心に実際には存在しなかった幼児期の性的虐待の記憶が作られるー「作られた記憶症候群」と名づけられて激しい議論を巻き起こした症候の元凶は果たしてフロイトの精神分析理論にあるのか？

[utano.さんの感想 · 2009年4月4日]

記憶は作られる。
映画『ゆれる』のネタを、「うそーんｗ」と思った方､是非読んでみてくださいまし。