ここにも神々はいます (双書 哲学塾)

著者 :
  • 岩波書店
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  • / ISBN・EAN: 9784000281614

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  • ギリシャ哲学でした。

    難解なギリシャ哲学が本来どういったものであったのか、
    なにを知ろう・探ろうとして発生したものなのか、
    そんな内容です。

    現代科学を常識として生きていれば
    ギリシャ哲学はすでに
    過去のものです。

    しかし、当時のギリシャ人が
    なにを知ろうとしたかを
    視野に入れてみると
    思いの外身近な学問に思えてきます。


    ギリシャ語の語源から
    フィロソフィア(哲学)を
    愛と知の学問として捉えれば
    そう難解に構える必要はないのかなと感じました。

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著者プロフィール

京都大学名誉教授
1942年 兵庫県生まれ
1975年 京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学
関西大学教授、京都大学教授を経て2005年退職

主な著訳書
『ソクラテス以前哲学者断片集』(編訳、岩波書店)
『神と実在へのまなざし』新・哲学講義(岩波書店)
『対話という思想──プラトンの方法叙説』双書・現代の哲学(岩波書店)
『哲学の歴史』(編著、中央公論新社)
『ここにも神々はいます』哲学塾(岩波書店)
クセノポン『ソクラテス言行録1』(京都大学学術出版会)
『プラトン『国家』──逆接のユートピア』書物誕生・あたらしい古典入門(岩波書店)
アリストテレス『自然学』(岩波書店)
『変貌するギリシア哲学』(岩波書店)

「2022年 『ソクラテス言行録2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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