本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000610926
作品紹介・あらすじ
大坂落城の後、豊臣秀頼とその一族は九州に落ちのびたという伝承が、まことしやかに囁かれた。果たして豊臣家は本当に滅んだのか。大坂の陣を、徳川による大義名分のいくさと位置づける「正史」との緊張関係のもと、敗者たちの視点に立った、多彩な「稗史」が創られ続けた。その生成の実態に歴史学からのアプローチを試みる。
感想・レビュー・書評
-
NHKの真田丸の最終回を見たあとに読み終わりました。
大阪夏の陣の稗史をいろいろ調査して、民間にある伝説
が紹介されています。また、大阪で起こった浄瑠璃にて
夏の陣の伝説が、鎌倉三代記としてかたられていること、
豊後の木下家に豊臣秀頼の子国松が分家として、
生き延びていること。その子孫が一子相伝でそのような
ことを伝えてきていること。大阪堺に家康の墓が存在
すること。などなど。
なかなか面白く読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示