- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000612050
作品紹介・あらすじ
ライオンと魔女、秘密の花園、クマのプーさん、時の旅人…イギリスでは、日常のなかにファンタジーが息づいている-。イギリスの食文化や児童文学を研究してきた著者が、物語に登場するお菓子やハーブをとりあげながら、11作品を読み解いていきます。名作がもっと面白く、味わい深くなる、イギリスの児童文学案内です。それぞれの物語にちなんだお菓子のレシピ付き。
感想・レビュー・書評
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イギリスの児童書に登場するお菓子についてのあれやこれが書かれた1冊。とにかく大きなマグカップにたっぷりミルクティーを淹れて飲みながら読みたい。読みたい児童書は増えるし、イギリスに行きたくなる!読み終わるのがもったいなくなるくらい素敵な本だった。
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懐かしい児童文学と、そこに描かれるお茶の時間の様子。こどものころ、たしかにこれはなんだろう、と思って読んでたんですよね。
その不思議をずっと持ち続けて、研究し、イギリスに住むまでに至った著者が素敵だ。 -
<閲覧スタッフより>
キャラクターで有名なピーター・ラビット、映画化されたナルニア国ものがたりやくまのパディントンといったイギリス児童文学をお菓子と暮らしから書いた1冊。物語の背景がわかると読み返したくなります。レシピ付なので食べたくなります。物語を味わい尽くさずにはいられなくなること間違いなし♪
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所在番号:596.65||キタ
資料番号:10238861
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イギリスの児童文学に登場するお菓子と舞台になった地方の特色を綴ります。
著者は、イギリス・ウィンブルドンに住んでいたこともあるうえ、英国ハーブソサエティのメンバーでもあるそうな。
イギリスって、食事は美味しそうなものが浮かばないけれど、ティータイムは美味しそう。 -
記録
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九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1404728 -
『秘密の花園』や『クマのプーさん』などイギリスの児童文学を通して、イギリスの食文化や暮らしなどについて書いた本。ビジュアル(写真は小さめ)やレシピや説明などで、長年謎だった食べ物の正体が一部判明しました。イギリスの料理はいまいちを聞くけれど、お菓子はどれもおいしそうだ。また、こちらの本、イギリスの児童文学案内としても良く、まだ読んだことない作品が読みたくなりました。
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ナルニア国物語や、クマのプーさん、メアリー・ポピンズなど、イギリスの児童文学に登場するお菓子やハーブに重点を置いて作品を読み解いていく、イギリス児童文学の案内書。
これまで物語の中に出てくる食べ物に注目して本を読むことがなかったので、とても新鮮だった。
日本と外国では文化が違うために、翻訳後にまったく別の食べ物になってしまうこともあるそう。いままで正体が分からなかった、いまいちピンとこなかった食べ物が、この本を読んで「なるほど、そういうものだったのか」と納得した。
はじめてタイトルを聞く物語も。
お菓子だけでなく、どういったストーリーの作品なのかにも触れているので、「おいしい」だけでなく新たな出合もくれる1冊でした。