哲学がわかる 形而上学 (A VERY SHORT INTRODUCTION)
- 岩波書店 (2017年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000612401
感想・レビュー・書評
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「形而上学とは?!」と大上段に振りかぶることなく、机と
いう卑近なものから話を始め、「机とはなにか」「円とは
なにか」「変化とはなにか」と段々と哲学的な=ややこしい
話題に移っていき、最後の「形而上学とはなにか」という章
を読み終わる頃には「形而上学とはなにか」まではわから
なくても、形而上学ではどのようなものをどのように考える
ものなのかという「雰囲気」くらいはわかるように上手く
まとめられている、教科書としてもいい入門書だと思う。
原題「Metaphysics:A Very Short Introduction」はだて
ではないし、ひょっとしたらGoodを足してもいいかもしれ
ない。
もちろん足らない部分もあるのだが、訳者による解説・読書
案内もあるので十分なのではないだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/719270 -
非常に読みやすくさらっと読めてしまったので,時間をあけてもう一度読んでみたい.
因果,時間等について考えたことがある人からすると物足りないところもある. -
【サポートスタッフ企画展示:2018春 ブックリスト掲載本】
▼LEARNING COMMONS イベント情報
https://lc.nul.nagoya-u.ac.jp/event/?m=201804&cat=5
▼名古屋大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://nagoya-m-opac.nul.nagoya-u.ac.jp/webopac/WB03550725 -
【由来】
・図書館の岩波アラート
【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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机とはなにか
円とはなにか
全体は部分の総和にすぎないのか
変化とはなにか
原因とはなにか
時間はどのように過ぎ去るのか
人とはなにか
可能性とはなにか
無は存在するのか
形而上学とはなにか
答えはなく、ただ投げ出される。 考え方のヒントだけ与えられて。 -
著者:スティーヴン・マンフォード
訳者:秋葉剛史
訳者:北村直彰
【版元】
本体1,700円+税
刊行日:2017/12/14
9784000612401
四六 並製 カバー 200ページ 在庫僅少
「形而上学」とは哲学の核であるが,問いそのものが大きすぎて,取りつきにくいのも事実だ.本書は,「時間とは何か」「性質とは何か」といった形而上学の抽象的な問いについて,それらの問いの意味を平易に解きほぐしながら,哲学としてこれらを考察する際にどんなことが問題になるのかを,ポイントを押さえて大まかに示す入門書.
<https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b330637.html>