教育改革のやめ方: 考える教師,頼れる行政のための視点

著者 :
  • 岩波書店
4.14
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000613613

作品紹介・あらすじ

新しい学習指導要領の登場,教育委員会制度の改革,保護者・地域の学校参加制度,教員の資質・能力向上政策etc….それで結局どうなった/どうなる? 「改革疲れ」が指摘される現場にむけて,理想と現実のギャップと「副作用」「使える知識」をわかりやすく提示.教育分野を牽引する,頼りになる研究者による,4年ぶりの単著.

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:373.1A/H74k//K

  • 教育改革の問題点をあげただけの本であると思っていたら全く異なっていた。すべてが書下ろしではなく、いろいろな論文を集めたものである。しかし、教育、特に教師になる教員養成大学の学生が何を学ぶべきか、についても終わりの方で丁寧に書いてある。
     卒論というよりも、入学した学生、実習前の学生、4年生が読むべき本である。

  • 373.1||Hi

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著者プロフィール

1959年生まれ。現在、日本大学文理学部教育学科教授。研究領域は、近現代の教育を広く社会科学的な視点から考察する教育社会学。1997年、『陸軍将校の教育社会史』(世織書房)で第19回サントリー学芸賞受賞。著作に『教育は何をなすべきか――能力・職業・市民』(岩波書店)、編著に『歴史としての日教組』(名古屋大学出版会)など多数。

「2022年 『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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