だれが校則を決めるのか 民主主義と学校

制作 : 内田 良  山本 宏樹 
  • 岩波書店
3.43
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 81
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000615754

作品紹介・あらすじ

「地毛証明書」への疑問、制服のジェンダーレス化要望……いまだに残る理不尽なルールをはじめ、校則のあり方が問われている。それをだれが、どのように見直し、決めていくのが望ましいのか。生徒・教師・保護者・市民……人々の校則との関わりの実際と構造、そして民主主義的な場である学校のルール形成の可能性を探る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「校則」をなかなか「変えられない」理由についても、複数ある事がわかった。

  • ふむ

  • 図書館新刊コーナーより。

    気軽に手に取ったけれど、割と歯ごたえのある本だった。
    一般向けではあるけれど、普段から校則に意識の向いている人向け。

    「制服のほうが安い」論が過去のものとはっきり書かれている。
    学校に行くときの服選びを気に病む子でなければ、私服のほうがいいのかな。

    制度が自由を保障する「負担免除」装置という論は、なるほどと思った。

    こどもが発言してきちんと大人の議論の俎上に上るまでには、まだまだ環境整備が必要なのだろうか。

  • 教師は「校則を緩めれば荒れる」というリアリティを持っているが、高校生はそれを持っていないため齟齬が生まれる。
    シティズンシップ教育としての校則見直し。
    制服の費用は教員からすれば見えにくい保護者の経済的負担。
    シカゴでは校則に罪刑法定主義を含むが、校則をどこまで法と近づけるのか?

  • 東2法経図・6F開架:375.2A/U14d//K

  • 375-U
    閲覧

全9件中 1 - 9件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
氏岡 真弓
アンデシュ・ハン...
朝井 リョウ
アンデシュ・ハン...
マシュー・サイド
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×