- Amazon.co.jp ・本 (83ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001100310
感想・レビュー・書評
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「ユーモラスな絵,きびきびとした文章で,フェアプレーの精神と,自分が大ぜいの人といっしょに生きているのだということを,わかりやすく教えます.笑いのうちに,民主主義とはなにか考えさせる絵本」
「「岩波のこどもの本」シリーズは、原書は絵本だが、サイズが統一され、子どもの読みやすい大きさで手に取りやすい本。ひとり読みを始めた子どもたちにとって、自分で本を選ぶことは、おとなが思っているより難しい。大人とと違って書評などの手がかりがないので、子どもは表紙の絵や活字の大きさ、本の厚さで判断するしかあない。そこで、本を選ぶ手助けが合った方が、読むことに集中でき、読んで楽しいという経験が積める。「読んでみたらおもしろかった」という体験を積み重ねて、本への信頼感を育て、活字を追う事が苦にならずに本が読めるようになる。」
(『わたしたち、子どもの本の応援団』越高令子+山浦美幸+佐藤あけみ 著 かもがわ出版 より)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん、時代を感じる作品だ。
しかし、普遍的な内容。
子どもにも読んで欲しいけど、それよりも、職場で出会う、色々な困った大人にこそ読ませたい・・・。 -
今から40年前、71歳で亡くなったアメリカの絵本作家。独特の文章と絵でたくさんの作品を残し、今も取り上げられている人です。恥ずかしながら、小さい頃に触れた記憶はなく今回初めて読みました。
法律や規則がなぜあるのか、税金はなぜ払う必要があるのか、生活の中での他者とのつながり等、自分と社会との関わりや仕組みがわかりやすく書かれています。子どもはもちろん、大人にとっても改めて考えさせてくれる中身の濃いものだと思います。参議院選を前に、投票の大切さを伝えていくためのヒントを投げかけてくれました。
「社会とは何か」、大きくつかんで共有することが難しくなっている世の中ですが、それと向き合わないといけないことも実感する毎日です。何ができるか、よく考えたいです。
みなさんにお勧めの一冊です。 -
しつけの本。きみの癖は、周囲から見るとこうなんだ。いけないことなんだよ。だから直そうね、というかんじ。わかりやすい!
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法律に則って治められた社会のしくみをわかりやすく説明した絵本。
ちょっと珍しい印象を受けました。 -
大人でも、道徳を守れていない人は大勢いると思う。自分もそうならないように気をつけたい。
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マンロー・リーフの話は教科書に載るべきだと思う(真剣)
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修身の教科書に載っていそうな話。
「民主主義の法則を教える絵本」だそうな。…全体主義じゃなくて?
これほんとに「はなのすきなうし」の人?
戦時中に描かされたとかじゃなくて?
この本にしたがうならばフェルディナンドは確実に有罪。
同じ内容でも今の大人向けに出版されたものならばブラックジョークとして受け取れる。
けれどこれは本気で子どもに読ませようとしたものだろうと思えてしまうから恐ろしい。
絶対こどもに読ませたくない。
和を乱す者は有害である
やくたたずはしね
みたいな考えに通じる発想すぎてこわい。