- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001112405
作品紹介・あらすじ
少年たちの目のまえにあらわれた、きらびやかな船行列。それは隣国からの使節団、朝鮮通信使でした!江戸時代の淀川を舞台に、興奮と熱狂の一日をのびやかにえがきます。
感想・レビュー・書評
-
天下人となった徳川家康は朝鮮と和睦を進め、向こうの宮城を荒らした「犯人」を差し出しさえした(おそらく言葉不通をいいことに適当な罪人を押し付けた)。朝鮮王もそこまでしたら「和解」しないわけにいかない。取り持つ対馬藩は双方に嘘をついた/で、将軍の代替わりの際には朝鮮から通信使が送られることになった/徳川秀忠の大坂城を目を怒らし「秀吉が建てた」と思う不見識、おそらく大きさ華麗さに怖気づいただろう/異様な行列が練り歩いた(チンドン屋の元祖)が、日本から朝鮮王を訪れることはなかった。行けば汚さ{王城も糞尿まみれ・入浴しない}、未開さ{車輪、手桶、色物衣料、常設市場がない}に辟易しただろう。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
地図が載っている
-
秀吉の時代より 100年ほど後のお話し。朝鮮使節団が 船で 大阪に やってきた。
-
★★★☆☆
300年ほど前の江戸時代。
大坂の町に唐の国から使節団がやってきました。
町は大歓迎のお祭り騒ぎ。
しかしなかには、物思う人もいて…。
今の時代だから伝えたいという作者の思いが文と絵から。
私たちが「橋」を渡ることができますように。
踊り手さんたちのサヨナラの場面は度肝をぬかれました・笑
かっこいい。
(まっきー)