アンデルセン童話集 1 (岩波少年文庫 5)

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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140057

感想・レビュー・書評

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  • 今回再読してみてまず最初に感じたのは、アンデルセンの童話こそ「大人のための童話」なのかもしれない・・・・ということです。  これは翻訳の力が大きいのかもしれないのですが、KiKi にはこれらの童話が童話・・・・というよりは詩に近いものに感じられました。  ・・・・と同時に色彩描写の美しさには目を見張るものがあります。  KiKi が「アンデルセンは絵本的」と感じていたのは、ここにも理由があるのかもしれません。  アンデルセンの物語のイメージはアニメ的な絵ではありません。  どちらかというと色鉛筆か水彩画のイメージだと思うのです。  ありきたりの言葉を使えば「繊細」とでも言いましょうか・・・・・。  グリム童話はどちらかと言うと原色的だったと思うんですよね。

    美しさ・・・・という点ではまさにそんな感じなのですが、物語そのものに関して言えば、素朴さ(というよりは野性的?)は薄く、とても思索的です。  どこかに「諦念」が必ず見え隠れしていて、だからと言って拗ねたり開き直ったりするのではなく、美しい形でそれを消化し物語の行間に感傷、もしくは悲哀のヴェールを被せている・・・・そんな感じがします。

    (全文はブログに)

  • 何気に誕生日一緒。

  • アンデルセン童話集はこどものときに読みあさりました!!人魚姫、親指姫、みにくいあひるの子、今思うと私の志向パターンの原点は結構昔話にあったりするのかもしれません。。。。

  • 借りた所:川崎市図書館
    借りた日:2007/04/22-
    読んだ日:

  • 尊敬すべき作家さん。彼の童話はどれも繊細です。

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