- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001140552
感想・レビュー・書評
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メアリー・ポピンズに連れられて公園に出かけたバンクスきょうだいに起こる素敵な事件。マザー・グースや童話のキャラクターが現れるのが楽しいですね。メアリー・ポピンズが、お話の中で王子たちのナースを務めていたなんて!
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春になって強風が吹くと、決まってメアリー・ポピンズに会いたくなる。
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公園で起こった不思議な出来事。
モウさんの、いってしまうことはない、という言葉。ジェインたちが子供だから、ということではなく、覚えているなら、思い出しさえすれば、いつでも会える、いつでもそばにいるのだ。メアリー・ポピンズだって、大人だけれど、二つの世界を行き来している。 -
メアリー・ポピンズが4回目にバンクス家を訪れたわけではありません、とわざわざ断るメアリー・ポピンズ逸話集。ツンデレ健在。
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(メモ:中等部2年のときに読了。)
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メアリー・ポピンズシリーズは全部好き。
メアリーの職業は子守。
なのにすぐにどっかに行って突然戻ってくるし、雇い主より態度デカイし、恋いはするし・・・。
ハッキリ言ってやりたい放題。
でも、そんなメアリーが死ぬほど好き! -
子供の頃のわたしは、メアリー・ポピンズを読んで、大切なことを忘れてしまうくらいなら大人になりたくないと、思っていました。(特にこの本の「物語の中の子どもたち」を読んで)
大人になった今は、昔の自分が望まなかった姿になっているのかもしれない…。しかし、本を読み返すと、以前とは異なる視点から物語を読み解く自分もいるけれど、その世界に夢中になっていた子供時代の気持ちもふとした拍子に、鮮やかに色濃く、よみがえったりするのでした。
繊細で純粋な瞳を持ち続けるのは難しい。でも、経験を重ねて現実的になりすぎたように見える大人の内にも、子供の心が眠っているのだよ、と教えてくれる本です。時々それを思い出すために、メアリー・ポピンズと再会するのね。