はるかな国の兄弟 (岩波少年文庫 85)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140859

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだ中で一番好きなファンタジー。
    すごくきれいで切なくて、でもあたたかいお話です。
    レヨンイェッタ兄弟がお互いをとても大切に思っているのが伝わってきました。

  • 衝撃的なオープニングと、衝撃的なエンディングを
    迎える物語ですが不思議と心の底からじわじわと
    温かい何かを感じることができます。

    兄に頼りっきりの弟クッキーが少しずつ勇気を
    持ち、成長していく姿が良いです。
    本当に「はるかな国」がどこかに存在するのでは
    という気分にさせてくれます。

  • こどもの頃読んで、ずっと心に残っていた一冊。
    もの悲しく美しい物語。

  • 児童書
    兄ヨナタン 弟カール はるかな国
    ナンギヤーラ=黄泉の国

    リンドグレーンの異色作。

  • リンドグレーン大好き。騎士の誇りって素敵です。

  • 出だしは、ちょっとかなしくて、なかなか読みすすめられなかったけど、”ナンギヤラ”にやってきてからは、次から次に出てくる言葉がいったい何を意味するのか、気になって、どんどん読み進みだし、冒険に出かけるころには、主人公の気持ちになって、どきどきしながら、あとは、イッキに読みました。私たちが考える死後の世界とは、全然違って、兄ヨナタンが考えた世界なのか、わからないけど、ふわふわとした感じではなく、中世の厳しい世界だった。

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著者プロフィール

1907年‐2002年。スウェーデンに生まれる。1944年『ブリット‐マリはただいま幸せ』(徳間書店)で、出版社主催の少女小説コンテストの二等賞を得て、デビュー。以後、児童書の編集者として働きながら数多くの作品を発表しつづけた。1958年には国際アンデルセン賞を受賞。「長くつ下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」「名探偵カッレくん」のシリーズや、『ミオよ わたしのミオ』(岩波書店)など、世界中で今も愛されている数々の物語を生み出し、「子どもの本の女王」と呼ばれた。

「2018年 『長くつ下のピッピの本 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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