- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001145373
作品紹介・あらすじ
素性をかくして社会的な地位を得たジャン・ヴァルジャンだったが、警部ジャヴェルの疑いの目がつきまとう。慈しんで育てた孤児の少女コゼットは美しく成長して青年マリユスと恋におち、ジャン・ヴァルジャンは複雑な思いで見守る。中学以上。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
「パンを盗んだことから19年物監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャン。人生に絶望していた彼は、ある出会いによって生まれ変わります。19世紀フランスの激動のなか、人々がつらぬいた愛と正義に胸が熱くなる名作。」
映画化。中学生から -
いやー、ほんと、すばらしい翻訳(抄訳)と思います。
大人が読んでも全く幼稚っぽくなく、面白い。もちろん、子どもにも絶対的にお勧め。
私が保証します。名訳。 -
やはり名作。
映画であらすじを知ってるので、違いを楽しみながら読みました。
児童向けで、ジャン・バルジャン周辺に絞った要約版ですが、名作の雰囲気は十分味わえると思います。
貧困、改心、誠実、成功、革命、慈愛、宗教、親子愛、恋愛、死という色々なテーマを組合わせ、まさに王道の物語となっています。
こんなにテーマを盛り込んだ話は読んだことがない。
ひとつだけ残念なのは、翻訳物なので言い回しが味気無いというか、文章に躍動感がない所かな。
売れっ子作家が超訳してくれたものが読みたいですね。
とは言え、内容は満点なので翻訳物が苦手な人も読めると思います。
万人にオススメです! -
真夜中に号泣しながら読み終わり、その後何が正しいのかわからなくなった。
ジャンバルジャンのような人間は存在するのだろうか。
人はこんなにも変われるのか。
彼は元々その性質を持ち合わせていたから、改心出来たのだよね?
その性質はもって生まれたものなのか、幼少期からのものなのか… -
おもしろかった〜
一応ラストはハッピーエンドっぽくてよかった
後編はコゼットとマリユスの恋愛と
テナルディエとその家族のもろもろ
マリユスはふつうにいい子だと思う
テナルディエが悪すぎてびっくり
エポニールがかわいそう
弟がまた(名前がわからない)かわいそう
貧乏ってつらい‥
この時代のパリ(にかぎらない?)の囚人に対する差別がすごい
最終的にはそれを乗り越えて誤解もとけてマリユスの尊敬を得たけど、
上巻ではシスターの信頼は揺らがなかったけど
囚人だった、ってことがそこまで受け入れられない社会だったら
懲役を終えて出てきた人はどうすればいいの?
っておもった
ジャンバルジャンも、ちらとでも「そこまでされるいわれはない」って思わなかったのかなぁ
反省しつつ、開き直るというか
そこまで悪い?と疑問に思わなかったのかな‥?
コゼットと距離を置いていくところも
なんかよくわからなかったなぁ
コゼットは新婚さんで忙しいし以前愛していたとはいっても
心が少し離れてたってのはどういうことかな〜
まぁそこまで考えてなかったのかな
うーん
でも読めてよかった!
おもしろかった
ジャンバルジャンかっこいい -
悲しいよー
-
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/722754