- Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001151183
感想・レビュー・書評
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「おじいさんおばあさんから代々語りつたえられてきた日本民話のなかから,働きものの若者と娘を主人公にした2編「ききみみずきん」「うりこひめとあまんじゃく」を選んで,美しい絵本にしました.」
「「岩波のこどもの本」シリーズは、原書は絵本だが、サイズが統一され、子どもの読みやすい大きさで手に取りやすい本。ひとり読みを始めた子どもたちにとって、自分で本を選ぶことは、おとなが思っているより難しい。大人とと違って書評などの手がかりがないので、子どもは表紙の絵や活字の大きさ、本の厚さで判断するしかあない。そこで、本を選ぶ手助けが合った方が、読むことに集中でき、読んで楽しいという経験が積める。「読んでみたらおもしろかった」という体験を積み重ねて、本への信頼感を育て、活字を追う事が苦にならずに本が読めるようになる。」
(『わたしたち、子どもの本の応援団』越高令子+山浦美幸+佐藤あけみ 著 かもがわ出版 より)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本や中国などで昔から言伝わってきた民話と言われるような話は今の時代には受入難い内容と思われるかもしれないが、人の心、思い遣り、優しさなどは語り継がれていくものでしょうね。
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これじゃなく、
下記、大型絵本を鑑賞しました。
ききみみずきん (大型絵本) https://www.amazon.co.jp/dp/4001105861/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_NXBR4RFF3HG26DG991H1
初山滋の絵が最高に素敵です。
この時代にこの絵は素晴らし過ぎますねぇ…
初山滋をいわさきちひろが愛したのも頷けます。 -
ちょっと難しいおはなしです
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8分。正直者の若者が被った頭巾は、動物や木の声が聞こえる不思議な頭巾だった。無欲に人助けをした結果、多くの人に利益を生み出した話。
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「ききみみずきん」
藤六
死んだ父親の形見のずきん
寝込んでる母親
荷運びの仕事、嫁入り箪笥を運ぶ
長者の娘を治したあとはききみみずきんで動物の声を聞いて母親と仲良く暮らす
「うりこひめとあまんじゃく」
瓜子姫が自分の嫁入りの着物を織る
真似好きなあまんじゃくが遠くの山から真似をする
相手をしない瓜子姫に腹を立て、瓜子姫をさらって木の枝につるし、瓜子姫のふりをして機を織るけれど、さすがに難しい
買い物から帰ってきたおじいさんおばあさんに鳥たちが知らせ、あまんじゃくだとばれる
瓜子姫は無事助けられる
こういうパターンもあるのか。 -
◆きっかけ
『ミムラの絵本日和』2017/6/30
◆感想
図書館。2歳。長めの文章だったが、同時に借りたこどものとも傑作集ver三びきのこぶた、リンドグレーンのロッタちゃんと自転車は最後まで聞いていたから、こちらもいけるかなと思ったけど、1ページ目で「いらない!」だって。表紙は気に入ったようで、見せた瞬間の反応は良かったのだが。挿絵の色使いが豊富な方が好きなのかな。こぶたは、シンプルだったんだけどな…。動物だから良かったのか?これも表紙はかわいい小鳥だもんね。
今回は、私が一人で読書。もう少し大きくなったら読み聞かせはリベンジ。
2017/12/26 -
「ききみみずきん」と「うりこひめとあまんじゃく」の2本立
わりと読みごたえのある童話絵本
「ききみみずきん」は主人公が馬鹿みたいに裕福になる、っていうラストじゃないところがすごくいいなぁと
逆に共感もてるし、素敵だなと思える
「うりこひめとあまんじゃく」はちょっと怖いような面白いようなお話
妖怪や妖と近しい日常が素敵