にいさんといもうと (岩波の子どもの本 カンガルー印)

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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001151367

感想・レビュー・書評

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  • 福音館書店の『ねえさんといもうと』が良かったので、こちらが対の本なのかなと、図書館で借りた。

    あるところに にいさんと いもうとが いました。
    にいさんは いもうとを からかってばかり いました。

    水色と黄色の差し色がきれいです。
    でも『ねえさんといもうと』のほうが100倍好きです。
    おにいちゃんってこんななの?という感じで、しょうもないいじわるばかりして、いもうとを泣かせています。
    そう言えば、幼なじみの兄妹の妹は、よく泣いていたかもしれません。
    いじわるしたい気持ちって、どんなだろう。
    自分の言うことをなんでも真に受けておもしろいし、それがなんだかかわいいかも、という感じならば、心当たりがあります。
    最後のほうは、いもうとも学習してきます。笑
    仲がよければそれでよし。

  • きょうだいがいる子どもたちに読ませたら、姉と妹それぞれのとらえ方が違って面白かったです。
    「お兄ちゃんったら、悪いねえ」「でも、わざとやってるみたい」「ほんとうは妹のこと、好きなんじゃない?」楽しい一冊です^^

  • 小さいとき、下の子をおちょくって遊びました。なぜそんな遊びをしてたんだろう。・・・・忘れていた子どものときの風景画よみがえってきました。
    今はなくなった風景や、子どもたちの声が聞こえてきます。外国の作品ですが多く背景を描かれていないから、自分の思い出に浸れるんでしょうね。

  • 「小さな妹がかわいくてしかたないのに、からかって泣かせてばかりいるお兄さん。どこの家庭でもみられる日常風景を描いたほほえましい絵本。」

  • ☆お兄ちゃん(男の子)らしさ→ちょこまか・わさわさ・かまってちゃんw
    ☆妹(幼い女の子)らしさ→すぐ泣く・愛らしい・生意気な口ぶりw・するどい観察力
    ☆兄妹→ほんとは仲良し

    そんな兄妹の様子や背景が、絵と短い文章だけで伝わってきます。
    言葉に書かれていないものまで感じとれる♡
    絵本ってほんとにすごい!

  • 3歳には少し難しかったようです。
    母は素敵な絵を描いてるなぁと思って読んでました。

  • 2017.9.15
    妹にいじわるするお兄ちゃん。でも妹のことが大好きなんだなあって表情や仕草から伝わってくる。親でもなく友達でもない、兄弟姉妹って唯一無二の独特の繋がりと愛情を持つ存在。この色遣いも好き。

  • シャーロット・ゾロトウ文、メアリ・チャルマーズ絵、矢川澄子訳のアメリカの絵本。
    妹をからかってばかりの兄と、すぐ泣いてしまう妹のお話。小さな兄妹の関係性や距離感が、ユーモラスに、そして優しく伝わってくる絵本。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み再製本した、ユニバーサルデザイン絵本の貸出をしています。
    ・ 状況が「読みたい」になっている本は、貸し出しできます。
    ・「いま読んでる」になっている本は、貸し出し中です。
    貸出方法については、ユニリーフのHP  http://unileaf.org/  をご覧下さい。

  • アメリカ。兄妹。『レモンパイはメレンゲの彼方へ』より。妹をからかう兄。だけど本当はいじわるじゃない。新訳版よりこちらのほうが繰り返し感がよかった。

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