金の鍵

  • 岩波書店
3.20
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本棚登録 : 154
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001160277

作品紹介・あらすじ

虹のたもとで、金色に輝く鍵を見つけた男の子が出会ったのは、妖精の国に迷いこんだ女の子。二人は鍵穴を探して、世にも不思議な旅を続けます。空飛ぶ魚、影の海……めくるめく情景は、音楽のように読む者を包みこみます。神秘的な美しさに満ちたマクドナルドの傑作ファンタジーを、センダックの繊細な技で描く、愛蔵版。

感想・レビュー・書評

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  • 1905年に亡くなったイギリスの作家、マクドナルド
    2012年に亡くなったアメリカのイラストレーター、センダック
    ファンタジーの世界をセンダックのあの独特なイラストで描く童話
    岩波書店から2020年11月に出版されました
    手に収まる美しい本です
    表紙が素敵だとありましたが、残念
    図書館の本なのでしっかりカバーがとめてあり見ることができません

    不思議なファンタジーの世界をそのまま味わう
    今の私にはちょっと雑念が多すぎて難しいかも……
    でも、吸い込まれるような世界でした

    ≪ そのままに 善なるものへ 飛び込んで ≫

  • アーサー・ヒューズによる挿絵のある少年文庫版は品切れ中
    https://www.iwanami.co.jp/book/b269366.html

    金の鍵 ジョージ・マクドナルド(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784001160277

  • 手に取る機会があって、図書館で借りて読みました。

    虹のたもとで金の鍵を見つけた男の子・モシーは、妖精の国に迷いこんだ女の子・タングルと出会い、ふたりは不思議な旅に出る。

    幻想的なおはなしでした。
    わかるような、わからないような感じ。
    はじめの印象的な虹の描写が最後に繋がり、ああそうなのかもな、と。
    合う子には合うし、合わない子にはとことん合わない。
    個人的には、『かるいお姫さま』よりも、こちらのほうが内容も絵も良かったです。
    巻末の「作品によせて」に、「おとぎ話において象徴狩りをするのは、致命的としか言いようがありません。」とあり、そうかもなぁ、と頷きました。

  • 冒頭、大伯母さんに金の鍵の話を聞いた男の子が言った
    「金でできてるんだったらさ」「売ったら、たくさんお金がもらえるかもしれないね」
    に対する大伯母さんの返事
    「売るんだったら、見つけないほうがましさ」
    が深いなあと思いました。

  • 虹の下にある金の鍵を見つけた少年と妖精の森に逃げてきた少女。2人は金の鍵と対になる鍵穴を捜し出発する。影たちがやってくる源の国にいく鍵と信じ、はぐれた後も旅を続け再び出会う。海の、山の、火の老人の存在、空飛ぶ魚など不思議な世界。

  • モーリス・センダックの繊細な挿絵に惹かれ。子供向けファンタジー。

  • マクドナルドにセンダックの挿し絵、かるい王女さまよりこちらのほうがセンダックらしい感じ。

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