日本外史 上 (岩波文庫 黄 231-1)

著者 : 頼山陽 頼成一 頼惟勤

• 岩波書店 (1976年9月16日発売)

感想・レビュー・書評

[kuninoriyamazakiさんの感想 · 2018年3月31日]

熱い本である。忠義に生き死んだ者を称え、才もなく一族の衰退を招いた者を冷眼する、分かりやすい本である。天皇を絶対視して忠義の士を称賛するけれども、私個人としては、報われることなく奮闘を続ける、その殊勝な心に同情していたというのが正しい。主として武士の生き様が描写されているから、いずれの人物も旺盛に生きているが、その命運が傾くのはやはり悲しみを催す。無常だ。

[adlibさんの感想 · 2014年11月5日]

　
──　頼 山陽／頼 成一＆頼 惟勤・訳《日本外史（上）19760916 岩波文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003023110
　
http://1000ya.isis.ne.jp/0319.html　松岡正剛の千夜千冊
　
（20141105）
　

[kantadamouhuさんの感想 · 2012年3月1日]

漢語的で平安古文より頗る読みやすい上に登場人物に躍動感が味わえる。
上巻は、平氏・源氏・北条氏・楠氏・新田氏を描く。

[yuichiさんの感想 · 2010年9月8日]

319夜

[犀渓 凌さんの感想 · 2007年11月25日]

1995.12.16

[bgb0055さんの感想 · 2006年8月11日]

江戸末期、尊王攘夷の教科書でしたからね。読んどかないと・・・ムズイ・・・

著者プロフィール

（らいさんよう）序文

「2015年 『演義　三国志図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」