- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003105528
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/686835 -
春琴抄は究極のマゾヒズム小説。
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盲目の僧の語りが心地よくて引き込まれてしまう。
谷崎さんの文章はほんとにうつくしい。
盲目のお坊さんから見たお市の方の人生。
大河ドラマ「お江」を観ていなかったらよくわからなかったに違いない。
「ながまさ公のお首も、あさくら義景どののお首といっしょに、肉をさらし取って朱塗りにあそばされ、よくねんの正月、それを折敷にすえてさんがの大名しゅうへおさかなに出されました。」なんてのは戦国の世の恐ろしさに震える。 -
「春琴抄」を一読して佐助はマゾだなぁぁと思ったが、
後から考えると、
実は彼にとって都合のいいように事が運ばれたかに思えて、
結局似合いのカップルでよかったじゃないか、みたいな。
それにしても、眼球に針……の条が生々しくて気色悪い。
「盲目物語」は戦国時代モノで、按摩師による語り。 -
はあんちょーおもしろーい!
はあん谷崎すごいいいい
どうでもいいけどるろ剣のさのすけとカルトちゃんで想像してしまう -
谷崎はただのエロいおっさんではありませんでした。
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ストーリーに加えて、谷崎の文体に魅了されました。