宮沢賢治詩集 (岩波文庫 緑 76-1)

制作 : 谷川 徹三 
  • 岩波書店
3.87
  • (53)
  • (22)
  • (63)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 672
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003107614

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やはり、春と修羅はよい。
    解説で修羅は阿修羅のこととなっていたが……。私はそうは思わない。
    彼は一人の人間で、修羅にもなるのである。

  • 「春と修羅」が好きです♪

  • 民俗学、宗教学、科学、自然学、哲学的
    に見ても奥深い彼の詩の世界。

  • 雨にも負けず、風にも負けず・・・
    ボクの人間の理想像。

  • 賢治は大好きな作家です。一番長く読んでいる詩人といってもいいでしょう。童話も大好きですが、私が最も愛してやまないのは『春と修羅』の『序』なのです。「わたくしといふ現象は  假定された有機交流電燈の  ひとつの青い照明です  (あらゆる透明な幽霊の複合体)  風景やみんなといっしょに  せはしくせはしく明滅しながら  いかにもたしかにともりつづける  因果交流電燈のひとつの青い照明です  (ひかりはたもち、その電燈は失はれ)」  私にはこの時の賢治の思いがストレートにこちらに伝わるような気がするのでした。

  • ポタシュバルブの心臓。
    自己の凝縮、福祉の輝き

  • それは古いふるい記憶の彼方の昔に嗅いだ、憧憬にある夏草の薫りである。

  • 只そこにある言葉の存在が透明すぎて何も言えない。

  • 高校時代に「永訣の朝」を読んでおののきました。透明感は群を抜けています。

  • 宝石のように純粋な輝きを放つ言葉。表面的には小説・童話よりも難解で読みごたえがある。ただ重要な作品が抜けているのでそこが難点か。

全36件中 21 - 30件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×