- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003107614
感想・レビュー・書評
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やはり、春と修羅はよい。
解説で修羅は阿修羅のこととなっていたが……。私はそうは思わない。
彼は一人の人間で、修羅にもなるのである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「春と修羅」が好きです♪
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民俗学、宗教学、科学、自然学、哲学的
に見ても奥深い彼の詩の世界。 -
雨にも負けず、風にも負けず・・・
ボクの人間の理想像。 -
賢治は大好きな作家です。一番長く読んでいる詩人といってもいいでしょう。童話も大好きですが、私が最も愛してやまないのは『春と修羅』の『序』なのです。「わたくしといふ現象は 假定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといっしょに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電燈のひとつの青い照明です (ひかりはたもち、その電燈は失はれ)」 私にはこの時の賢治の思いがストレートにこちらに伝わるような気がするのでした。
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ポタシュバルブの心臓。
自己の凝縮、福祉の輝き -
それは古いふるい記憶の彼方の昔に嗅いだ、憧憬にある夏草の薫りである。
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只そこにある言葉の存在が透明すぎて何も言えない。
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高校時代に「永訣の朝」を読んでおののきました。透明感は群を抜けています。
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宝石のように純粋な輝きを放つ言葉。表面的には小説・童話よりも難解で読みごたえがある。ただ重要な作品が抜けているのでそこが難点か。