三国志 6(完訳) (岩波文庫 赤 12-6)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003201268

作品紹介・あらすじ

曹操の策略に落ち入り、さしもの豪傑関羽も落命。だが曹操の夢には夜毎に関羽が現れ病篤く、跡を曹丕に托して死を迎える。張飛は部下の恨みを買って寝首をかかれ、劉備もまた二弟の亡霊が自分を招いているのを見て、死の近いことをさとるのだった。

感想・レビュー・書評

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  • 初期の登場人物たちが次々と去り無常観が漂う。
    諸葛亮は南蛮征伐に向かう。

  • 第76回「徐公明大いにベン水に戦い 関雲長敗れて麦城に走る」から第90回「巨獣を駆って六たび蛮兵を破り 藤甲を焼いて七たび孟獲を擒にす」まで。

    関羽、曹操、張飛、劉備が相次いで死に、物語は一挙に諸葛亮に集約されていく。

  • 2014年10月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
    通常の配架場所: 1階文庫本コーナー
    請求記号: 923.5//Sa63//6

  • 普段より夏休みのほうが忙しいという人もいるでしょうが、そこは夏休みで、不規則に中途半端な空き時間ができるもの。そこで長いものをという訳で、『三国志』はいかがでしょうか。私としては『源氏物語』を是非お薦めしたいのですが、それは読む人の決意と忍耐にかかっているので置いておきます。『大菩薩峠』『徳川家康』というのも果てしなく楽しく読めます。『三国志』については、諸葛孔明・関羽という名や「三顧の礼」「泣いて馬謖を斬る」などの故事を知ってる人も多いはず。単純な人物像やテンポの早い物語展開に大いに楽しむことができるでしょう。読書することの楽しみを感じてくれれば幸い、これを機会に読書の世界をさらに広げ深めてみよう。

    文学部 H.K


    越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=108223

  • おっと、ここら辺で「三国志」と言われて思い浮かぶ有名な人の半分以上は死んじゃうのね…。淋しい。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003201264
    ── 小川 環樹&金田 純一郎・完訳《三国志(六)19880707 岩波文庫》20000515
     

  • 12-6

  • わしの世継ぎは、物になると思うなら、よく助けてやってくれ。しかし不才であれば、おん身が成都の主となるがよい。

  • 第1巻参照。

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著者プロフィール

京都大学名誉教授

「2017年 『角川新字源 改訂新版 特装版 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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