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- Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003222263
感想・レビュー・書評
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オースティンをより身近に感じることができました。手紙から彼女の機知と明るさ、そして家族愛が伝わってきました。
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これは読むのがちょっと大変だったけど、面白い。
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ジェイン・オースティンの書簡集。ほぼすべて、日常のこまごましたこと、親戚がどうしたとかだれが訪ねてきたとかパーティがどうしたとかこんな洋服を買った、とかばーっかりなんだけど、日記を読む感覚でクセになるというか、なんだか楽しい。訳も読みやすいし。当然といえば当然かもしれないけど、日常的な感じがオースティンの小説の雰囲気に似ていて、ちょっと小説を読んでいるような気もした。執筆にかかわるような話はほとんど出てこないんだけど。あと、愚痴や不満もなくて、あるのは自虐ギャグと皮肉とユーモア。これがかなりおもしろい。どんなときもユーモアを忘れずに明るくいようとする姿勢が感じられていいなあ、と思った。
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オースティンが姉のキャサンドラへ宛てた手紙が中心。