森の生活 上: ウォールデン (岩波文庫 赤 307-1)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003230718

感想・レビュー・書評

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  • 私にとっては文章が難しくて比喩も多く、こういう本に慣れていないので十分には理解できていないと思う…。
    ところどころクスッと笑ってしまうようなところも。
    しばらくしたら、ゆっくり再読したいです。
    下巻も頑張って読んでみます。

  • 仕事に打ち込むこと、自分のペースを保つことなど、今に通じるものを感じます。
    さすが古典の名著というところでしょうか。

    自然に対する細かな描写などは、著者の自然への愛情を感じることができました。

    しかし大変なボリュームや膨大な脚注など、やっと読み終えたというのが正直なところで、己の不勉強さを嘆きます。

  • 森の生活
    働き詰めでは毎日心から誠実に生きる暇はない。無知の自覚を持てず機械になるしかない。
    自発的貧困がないと人間の生活を公平な賢い目で観察できない。贅沢品は人類の向上を妨げる。
    生活に必要なものを手に入れた後は、さらに余分なものを手に入れるのではなく、つまらない労働から解放されて人生の冒険に出るべき。
    引越しの際には何も持たず、移った先で本当に必要なものだけを用意するのが理想。
    本は何よりも古典を読む。プラトン。

  • 有名な本なだけあって期待値が高かったが、それほどだった。やたらと植物や動物の専門的な知識などが出てくるので読むのが大変でした。
    所々に感銘を受ける言葉は見られるのと、具体例が多いがゆえに臨場感があったので3にしました。

  • 森に独り住み、研ぎ澄まし、本質を見極める。
    シンプルライフの聖典として、ゆっくり読み進めるべきだが、さすがに積読から足掛け八年はかけ過ぎた。
    が、外界を妨げられる自粛生活だからこそ、響いた言葉も少なからず。欲も不安も捨てた先にある境地。下巻もじっくり読み進めてみよう。

  • しばらく本棚にねむっていましたが、
    じっくりと読んでみました。
    のんびり湖畔で暮らしたい!

  • 1854年に書かれた本
    写真が残ってるのがすごい
    当時アメリカは工業化が一気に進んで、経済が発展した頃
    この後リンカーンが大統領になって、南北戦争が起こるのかな?曖昧…
    この本が書かれたのは激動の時代だったんだな
    だからここまでソローは「生きること」にこだわって、それを記録したのかな
    やたらと所謂一般人(今で言うサラリーマン的な)を揶揄した言葉が多いのが引っかかったが、時代背景も考えると、「さっさと目を覚ませ」ってテンションだったとも受け取れる
    初っ端から大学批判があり、それにヒッピーは賛同したんだろうなと想像が膨らむ

  • 書かれた年代を確認せずに読み始めたが、やはり歴史的な背景を知っておくことも必要であろう。
    下巻も読もうかどうしようかと思案中。

  • タイトルとは裏腹に、なかなか刺激的な内容。

  • 19世紀の国民国家としてのアイデンティティの確立がまだまだ進んでいなかった時代のアメリカの話だから、作者の価値観を現代に当てはめてそのまま受け入れてとらえることは難しいだろうが、その生きざまに今も一定の人気を集めていることにはなるほど合点がいった。生活に要した経費をきっちりと表記しているところが作者の生真面目さ、きちんとした証拠を残そうとする意図が伝わってきて面白かった。ドルの強さがわからなかったが、現代価値との換算でいったいいくらになるのだろう。
    当時の農民やアイルランド移民の描写も興味深い。借金をしてあえぎながら生活する零細農民のくだりなど、現代でもよく聞く話だ。

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