冬物語: ドイツ (岩波文庫 赤 418-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003241875

感想・レビュー・書評

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  • 全くピンとこなかった。

  • ハイネ自身による「夏の夜の夢(アッタ・トロル)」に対する、「冬物語」です。
    当然ながらシェイクスピアをじゅうぶんに意識していると同時に、まずは自身の夏に対して「冬」です。
    亡命詩人としてのハイネの生涯には、ごめんなさい、あまり詳しくありません。
    むしろ、歌曲のテキストにたくさん取り上げられている、「浪漫主義的詩人」としての印象のほうが先でした。
    この叙事詩は、「禁書・焚書にあいなかがらも愛読された」そうですね。
    『アッタ・トロル』のように微笑みながら読むことはできませんが、これもまた、ハイネでしょう。

    何年前でしたっけ、「冬物語」という銘柄のビールが販売されましたね。
    あのコマーシャルを見ながら、シェイクスピアではなくハイネのほうが先に脳裏を過りました。
    「ビールだからドイツ」だったのかな……??イギリスのビールも美味しい(らしい)けれど、ねえ。

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