漂泊の魂: クヌルプ (岩波文庫 赤 435-4)

  • 岩波書店
3.65
  • (4)
  • (5)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 82
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003243541

作品紹介・あらすじ

珠玉のようなという言葉はまさにこの小説のためにあるのであろう。初恋に破れて生涯を漂泊の旅にさすらい、いまクヌルプは病み衰えた身を故郷へ運んできた。孤独の自由を守り、ついに白雪の野に倒れながらも神との問答を重ねるクヌルプに、やがて運命との大いなる和解の時が訪れる。詩人ヘッセの孤高な魂の結晶。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最後号泣。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

ドイツ生まれのスイスの作家。主に詩と小説によって知られる20世紀前半のドイツ文学を代表する文学者。南ドイツの風物のなかで、穏やかな人間の生き方を描いた作品が多い。また、風景や蝶々などの水彩画もよくしたため、自身の絵を添えた詩文集も刊行している。1946年に『ガラス玉演戯』などの作品が評価され、ノーベル文学賞を受賞した。

「2022年 『無伴奏男声合唱組曲 蒼穹の星』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヘルマン・ヘッセの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×