- Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003253618
作品紹介・あらすじ
パリで学位を取って帰郷した男爵の一人息子ペルディカンは21歳、遺産相続のため同じ日に修道院から帰って来た従妹カミーユは18歳、才子佳人の再会だが、幼なじみの二人の恋のかけひきと意地の張り合いに犠牲者も出る。青春の詩人ミュッセ(1810‐57)が、恋愛心理の真実を芳醇なロマンの香りに包んで仕上げた"読む"戯曲。1834年刊。
感想・レビュー・書評
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今までに見たことがないくらいどろどろした話でした。どろどろしすぎてカオスな状況に感じられましたね。
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【2012年_4冊目】
院生室にあった。100ページぐらいだから、さらっと読めました。戯れに恋愛しちゃだめなのは、わかっている。わかっているが、このぐらい愛情表現したっていいじゃないか、とも思う。規範ばっかで、もうちょっと戯れの要素が必要なんじゃないの?と最近思います。何に対して、というわけではないけど。 -
ここまで引っ張って、このラストはないだろう・・・。
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この手の戯曲は好き。
男爵おもしろい。
カミーユとペルディカンはイラっとするなぁ。
しかし、典型的ともいえるような流れに笑いがおこる。
ロゼットとばっちりすぎる…
カミーユもロゼットも賢くあれ! -
ソフィー・マルソーの『スチューデント』という映画のラストでこの戯曲の台詞が出てきます。
男性も、女性もかみ締めてみて欲しいと。