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- Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003255421
作品紹介・あらすじ
最愛の息子にも母の熱烈な愛は理解されない。第一次世界大戦が始まり、アンネットは男子中学の教師として地方へ。母の愛情と権威への屈服を拒むマルクは、不安、恐怖、汚辱の巷パリに残る。一方、シルヴィは娘を不慮の事故で、夫を戦争で失う。
感想・レビュー・書評
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この巻はいきなり登場人物が増えて人間関係整理するのに時間がかかります。
アンネットは母としては元より女としても意外に活躍してくれます。
それに反して息子との関係はますます冷えて行く。子どもが無邪気で素直…というのは、もしかすると大人の幻想なのかもしれない。と、マルクを見ていると思わされる。
アンネットは女としては可愛げのない部類だろうけど、彼女の公正さには頭が下がる。この巻の最後のシーンは感動的ですらある。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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