- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003279632
感想・レビュー・書評
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ルソーの絵がまた良い。ふと、池澤夏樹のマシアス・ギリの失脚を思い出した。リョサの、楽園への道もおすすめ。
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現在と神話が混在したような、不思議な作品でした。
自分たちの価値観が絶対的なものなのかという疑問、密林を放浪する部族とユダヤ人の連想、自然と共存した生き方など、さまざまなことを考えさせられる作品でした。 -
南米文学の「普通」に慣れるにはまだまだ読書量が足りません。。南米文学自体がもはや密林。歩き回ってぐるぐる迷っているような、濁流に豪快に流されるような。
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この小説を読んでいるときたまたま映画「アポカリプト」を観た。我々文明人は多くの不幸に苛まれながら日々生きているわけだが、あのような未開人に比べればましだと思った。
語り部が語る物語もファンタジー色が強すぎていまいち面白くなかった。むしろ文明人の物語の方が面白かった。 -
2011-12-8
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命題は 「宗教やイデオロギーを超える精神的糧、刺激、人生の理由づけ、責務は あるか」
率直な感想は 「面白かったが、それを伝えるのに 330ページ必要か?220ページまで テーマが 全くわからなかった」
時間、場所、ストーリーテラーが 章ごと 変わる。視点を変えられるのに 慣れてくると、語り部が 密林で 物語る章は 本の中に異空間を演出している 著者の意図が 見えてくる