- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003313817
感想・レビュー・書評
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遠野、行ってみたくなるような本。でも、遠野物語の遠野はもうないんだろうけど。山人の話は興味がでる。どんな人達だったんだろう。
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スコヒ、ペィジヒラヒテ、ハゲシク、ココロヲ、ユサブラレタリ、トオノノクニノ、ブンタイニ。
岩手県遠野市に限らず、怪談、民話は日本に流れ着いた異国人や奇形、狂人の起こした実話がもとになっていることも少なくないはず。 -
遠野物語は子供の学校の読書リストに入っていて,彼女は読もうとしたがすぐに挫折してしまったらしい.それで私が読んでみることにした.これを読んでいると,私が子供の頃は家の外にも中にもあった真っ暗な闇を思い出す.一種のノスタルジーのようなものも感じる.子供が読めなかったのは文語文のせいだけではなくて,明るい都会に育つとこういう話には心情的に入りにくいこともあるのかなと思った.こういう本が昔は新潮文庫の百冊に入っていたのだ.
「山の人生」は興味がわかず途中でやめてしまった. -
現在では真偽の程を確かめる術がないかもしれませんが、地道な取材によって得られた様々な証言がまとめられている点で、文化人類学上貴重な資料なのだと感じました。
ビックフット(?)は実在したのではないかと少しだけ思いました。
ただ、前半は文語体で読むの大変です。 -
【ブッククロッシング待機本】読みたい方はご連絡下さい。
伝承をまとめて、検証した 読み応えあるも 面白い本。
ホントに座敷わらしや 山男に逢えそうな気がしないでもありません。 -
何度読んでも新鮮。私たちは同じように何か残せるのだろうか?
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遠野の伝わる不思議な話。遠野へ旅行へ行くときに読んだから興味深く読めた。面白かった
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遠野という土地にまつわる口承の物語。
ある作家が指摘していたように、
これは一つの研究の成果であるのに、
まるで一つの文学を読んでいるような気分になるのだ。