明治百話 (下) (岩波文庫 青 469-3)

著者 : 篠田鉱造

• 岩波書店 (1996年8月20日発売)

感想・レビュー・書評

[ユウロさんの感想 · 2011年11月24日]

幕末から明治に移り変わる時代を生きた市井の人々からの聞き書き集。混沌とした時代を静かに生きて来た人々の話に、リアルを感じます。歴史好きな人にはオススメします。

[ぽん太さんの感想 · 2007年5月9日]

とりあえず明治を一言で言うなら、「新興金満家がはちゃめちゃにお金を使い、何をするにも大言壮語だった時代」という感じでしょうか？ミニマムからマックスまで、明治の空気の下に生きた人々の断片を辿れます。

著者プロフィール

ジャーナリスト。新聞記者。取材能力を駆使して、故老から貴重な話を聞き出し、『幕末百話』『明治百話』『幕末明治女百話』などにまとめた。

「2016年 『銀座百話』 で使われていた紹介文から引用しています。」