迷宮としての世界(下)――マニエリスム美術 (岩波文庫)

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制作 : 種村 季弘  矢川 澄子 
  • 岩波書店 (2011年1月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003357521

迷宮としての世界(下)――マニエリスム美術 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 何にでもマニエリスムを牽強付会する困った本だなと思っていたが、高山宏氏の解説を読んで、マニエリスムを拡大解釈というか、欧州の文化基底の一つと数える本だと理解すべきだと知る。アンチボルドの絵より先に国芳のを知った身としてはマニエリスムは基底になりうるのかなと思わないでもない。とりあえず、睡魔に襲われつつ読んだので、ろくに頭に入ってない故、後日再読せねば。。

  • 岩波文庫:青 080/I
    資料ID 2010200646

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号701.2/H81/2

  • 古典様式とマニエリスム/古典様式はマニエリスムから新しい緊張を体験し、マニエリスムは古典様式から、よりするどい輪郭、より明快な「フォルム」を体験することになろう。
    古典様式とマニエリスムにおける<原身振り>
    =構造-形象、男性的-女性的、ロゴス-秘密、自然-「イデア」、自然的-技巧的、難攻不落-支離滅裂、昇華-暴露、平衡-不安定、一体性-分裂、綜合-分解、硬化-解体、性格-個性、アニムス-アニマ、形態-歪曲、威厳-自由、秩序-反抗、円-楕円、慣習-人工性、神学-魔術、教養学-神秘学、明るみ-秘匿、etc.

  • 【自分のための読書メモ】

     下巻でおもしろいのは、4章「ルドルフ二世時代のプラーハ」。この時代、この都市、この皇帝は、『薔薇十字の覚醒』にも登場してくる。
     そして最終章。
     「マニエリスムなき古典様式は、擬古典主義に堕し、古典様式なきマニエリスムは衒奇性に堕す。」という有名なフレーズ。その前段の「磁気の法則」のたとえによって、理解できる。

    マニエリスム=知的末法思想

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迷宮としての世界(下)――マニエリスム美術 (岩波文庫)の作品紹介

古典主義もマニエリスムも神を明るみにだそうとする。マニエリスムは神を、力、働き、意志として描き、寓意、象徴、抽象図形等が現われる。古典主義は神を本質において描き、マニエリスムは実存において描く。マニエリスムの諸相を詳述。

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