フランス名詩選 (岩波文庫 赤 N 501-1)

制作 : 安藤 元雄  入沢 康夫  渋沢 孝輔 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003750117

感想・レビュー・書評

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  • 私としては、ポール・エリュアードの「自由」に出会えただけでも買って良かったと思えます。「僕の生まれたのは 君と知り合うため 君を名指すためだった ――自由、と」 ちびちびと数編ずつ、チョコレートをつまむように読むのが良いかも。

  • ドイツの硬さ、イギリスの古さが苦手な方におすすめです
    アンソロジーの良さが詰まった一冊

  • 生きるための古典
    詩歌

  • 世界に詩人は3人しかいない
    ヴェルレーヌ、ランボー、マラルメ、
    ほんとだ、3人きりだ

    そう謳ったのは中原中也。
    10代の頃中原中也に傾倒して、その影響でフランスの詩人達を知った。

    中也自身はランボーが好きで翻訳もやっていたが、作風が一番似ているのはヴェルレーヌ。それからボードレールにも影響を受けたと思われる。マラルメはちょっと異なる。

    このアンソロジーはフランス語の勉強を始めた頃に買った。ユゴーやミュッせなど古いものからジャック・プレヴェールやレイモン・クノーなど最近の詩人まで総勢60人。そのうち女性は2人のみ。コクトーの「カンヌ」も載っていたけど、個人的には堀口大学の翻訳がやっぱりいい。

  • Il pleut
    Enivrez-vous

  • ミラボー橋。
    時は去り私は残る。このひとことで決まりですね。

  • 対訳があって良い!

  • この中の
    『Complainte de l’Organiste de Notre-Dame de Nice
    (ニースのノートルダム寺院のオルガン吹きの嘆きぶし)』
                        ジュール・ラフォルグ
    がすごいと思った。
     人をこんなにも愛せるのか、と思わせる詩だった。
    だが、もし考え直さなかったとしたら、
    自分のためにもならなかったのではないかと思った。
    女の人が死んでしまったあと、
    女の人にとっても、この人にとっても、
    とても悲しい未来が待っているのではないかと、
    考えさせられる。
    この詩は、演奏家ならではの詩で、
    素敵だと思った。


  • 原文で読めるようになりたいなぁ。



  • 仏文科の必読書!あまり訳されていない人のものも入っているので、気に入ったら探求してみるのも楽しみかもしれません。

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