- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004121367
感想・レビュー・書評
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1960年発行の本なので古い情報もあるが、赤ちゃんとそれを取り巻く家族や社会の姿はそんなに変わっていないと思わされる。良くも悪くもであるが。また文章が軽快で読みやすく、時代の感じられる風景も楽しい。
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赤ちゃん目線で描かれる痛快なエッセイ風の読み物。肩の力を抜いて子育てできそう。思わずクスッと笑ってしまう短編集。育児の合間にストレスなく読める。
古本でプレゼントして頂いた。 -
「えっ こんな時 どうしたらいいの?」
「あーっ もう どうしよう」
初めて母になる若いお母さん
その横にいらっしゃる若いお父さん
その他
赤ちゃんを初めて身近にされる人たちに
ぜひ 手に取っていただきたい
一冊
どんな時代でも
どんな国でも
赤ちゃんは産まれてきた
そして
そこで育っていく
そこに発生する さまざまな悩み、質問は
インターナショナルでありますね
私たち日本には
松田道雄さんがいらっしゃった
続編の「私は二歳」もお薦めです -
岩波書店のフェアで存在を知ったもの。尾木ママも絶賛してた。
タイトル通り、赤ちゃんの目線で書かれたエッセイ&実用書&啓蒙書。誕生直後から「私は…」という口調で、『吾輩は猫である』を思い出した。実際赤ん坊がどれだけのことを感じ、考えているのかわからないけど、赤ん坊の視点で大人社会を眺めるというのは面白い。
昔に比べて医学は進歩していると思うけど、いつだって親にとっては子育ては初めてのことだからわからないことだらけで、こうした書物は親にとっては有難がられたんじゃないかと思う。出版から50年以上たっているけど、知らないことがいっぱいで新鮮だった。きっと今でも通用することが多いんじゃないだろうか。当時の団地の様子なども興味深かった。やはり名著だと思う。
身近な人に子供ができたらプレゼントしてもいいかなと思った。 -
赤ちゃんを一人称とする斬新な視点の育児書。1960年初版とは思えない切り口で楽しく読むことができた。会社通勤の行き帰りに読んでいたが、早く帰って我が子に会いたくなった。。
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初版1960年とは信じられない。おもしろかった!!
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こんなに平易で、読んでいて楽しく、ためになる岩波新書は初めて。確かに時代を感じさせる部分はあるが、そこにも味わいがあるし、むしろ如何に現在が便利に、安全になったかを知ることができるというもの。何より、不安な親を励まし、勇気づけてくれる著者の眼差しの普遍性は、今後も減じることはないだろう。岩崎千尋の挿絵も素晴らしい。子どもを持たねば手に取らなかった本。その意味からも子どもに感謝。82刷を読了。2013.3.27
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1960年発売でも、新米ママには共感、助け、勉強になりました。育児の普遍的な部分を書いてあるのかも。
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新生児〜乳児の目線で両親との生活を描いた、エッセイ風にまとまった実用書。著者はベテラン小児科医で、全体的に安定感があります。
初版が1960年という事で、今読むと当時の生活自体が興味深く感じられました。子供からの苦痛や不快感の訴えには細心の注意を払い、でもあまり干渉し過ぎないように、というスタンスには普遍性があるのではないでしょうか。 -
赤ちゃんの方がマトモな事を考えている。