- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004304524
作品紹介・あらすじ
冷戦後もなお人類を脅かす核の脅威。ヒロシマの平和思想は世界を動かさないのか。広島市長として、ハーグ国際司法裁判所での核兵器の違法性を主張した陳述をはじめ、アジアへの謝罪を明言した平和宣言、アメリカでの公開講演など、被爆五十周年を迎えて行なった活動と発言をふりかえりつつ、希望の未来を願うヒロシマの思いと苦悩を語る。
感想・レビュー・書評
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大学新入生に薦める101冊の本 新版 (岩波書店/2009) で気になった本。
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[ 内容 ]
冷戦後もなお人類を脅かす核の脅威。
ヒロシマの平和思想は世界を動かさないのか。
広島市長として、ハーグ国際司法裁判所での核兵器の違法性を主張した陳述をはじめ、アジアへの謝罪を明言した平和宣言、アメリカでの公開講演など、被爆五十周年を迎えて行なった活動と発言をふりかえりつつ、希望の未来を願うヒロシマの思いと苦悩を語る。
[ 目次 ]
1 アメリカの原爆展
2 戦争責任とヒロシマ
3 核保器廃絶に向けて
4 ジャーナリズムを問う
5 希望の未来のために
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
1995年――戦後50年という、節目の年にあって、広島市長であった方の言葉には“重み”があった。
記者として取材をする側、市長として取材を受ける側。双方からの描写が、読んでいて核廃絶を訴える運動と、日本の戦争責任を考える機会となりました。
著者のバランス感覚が非常に勉強になりました。反戦・核廃絶を訴える上で、双方の立場を理解する必要性を痛感しました。
これを読んで大分経つが、日本と諸外国あの戦争の認識には双方未だに相容れていないように思われる。 -
2冊