本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004305675
作品紹介・あらすじ
あいつぐ大型倒産。戦後最悪の失業率。大失業時代の到来が言われるが、欧米に比較して低い失業率はなぜなのか。就業を希望しても求職しない「求職意欲喪失者」の存在に着目し、「全部雇用」概念を復活させて日本の雇用構造の特質に迫る。日本的雇用システムの解体を加速させる規制緩和が進行するなか、日本の雇用はどうなるのか。
感想・レビュー・書評
-
(~2004大学時代の本@202012棚卸)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全部雇用という概念を通して労働社会を整理する。日本型福祉社会崩壊までの社会の変化がわかる。女性を縁辺労働者とした全部雇用の継続という処方箋は、もう古くなってしまってる。
-
1998年に出た本。でも、まだまだ通用する。<br>
<br>
日本特有の「全部雇用」に関して色々検証してくれている。主軸がぶれず、下手に話題を広げないので一貫性があり、読みやすい。<br>
こういった一つの視点から色々見る、みたいな本は良いですね。
全6件中 1 - 6件を表示