- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004308218
作品紹介・あらすじ
難問を前に活かされる「ドント・パニック」の精神。「買い物に走る心理」の今昔。イギリスの表裏を見つめ続けてきた著者が伝える豊富なエピソードから、いかに生活を「ゆたか」にしていくのかが、浮かび上がる。伝統を尊重しながら、変化する社会の中でけっして失わない「ゆとり」の心。成熟した大人の行動とは何かを私たちに語りかける。
感想・レビュー・書評
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サッチャーが思う、リーダーとして最も重要なこととは?
周りの殆どが携帯を持っているから自分も持ちたいと子供に言われたら?
イギリス人にとってマナーとフェアは大事!イギリス人の紳士淑女のあり方をご紹介!
これを読めば紳士淑女になれるかも! -
イギリスの伝統的な紳士、淑女は、心に余ゆとりを持ち、いかなるときも「ドント・パニック」、中庸を旨とし、ユーモアを重んじ、ストレートな物言いを避け…。英国的な紳士・淑女的な振る舞いに言及しながら、雑多な話題を語っている、軽いエッセー。
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何がイギリス式か判らないが、ともかく、イギリスの状況は分かる。
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[ 内容 ]
難問を前に活かされる「ドント・パニック」の精神。
「買い物に走る心理」の今昔。
イギリスの表裏を見つめ続けてきた著者が伝える豊富なエピソードから、いかに生活を「ゆたか」にしていくのかが、浮かび上がる。
伝統を尊重しながら、変化する社会の中でけっして失わない「ゆとり」の心。
成熟した大人の行動とは何かを私たちに語りかける。
[ 目次 ]
第1章 ゆとりを求めて(無償の行為;ドント・パニック;フェアの精神;マナーとは)
第2章 心のもち方(ストレス解消法;信仰心は変わらない?;愛情の表現;買い物に走る真理;冒険心)
第3章 気高い生き方(食事と健康;安全とプライバシー;人のために;飲んだり嗅いだり;携帯電話とインターネット)
第4章 現代を映す鏡(動物狂想曲;トイレ考現学;有名人病;言葉をめぐる難問)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
英国人はいろいろと余裕があるらしい。
満足度5 -
筆者の経験の中から「古い物を大切にする心」「お金ではなく気持ちを大切にする心」「人との出会いを大切にする心」の大切さと、その実践法を知ることができました。
日本とイギリスでは置かれた環境が違うので、全てがそのまま是とは言えないかもしれませんが、良い所は取り入れていきたいです。 -
項目ごとに、議論のレベルの差(新書レベルと、会話レベルというか)はありましたが、
非常に読みやすい、岩波らしからぬライトな本。
重要ポイントは1点、「DON'T PANIC!!!!」(ドントパニック)
日本にはこういう教育は少ない気がする。いや、少ない。
むしろ、アジア人の気質としては、感情に正直に振舞うことが、善とされる一面さえある。
(余談ですが昨今の感動ブームは論外。)
どんなに博学でもパニックになったら、まったく活用できないのだ!発見。
ドントパニックを実践できるよう、日々心がけたい。
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日本人は個人主義という点においてはまだまだ子どもだなあと思う。