- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004310297
作品紹介・あらすじ
かつて若い国、自由の国として世界から愛されたアメリカは、いま巨大な軍事力に支えられた「大米帝国」として嫌われ、衰退に向かうかに見える。やがて老醜をさらすことになるのだろうか。半世紀以上、リベラルな立場から歴史家としてこの国とつき合ってきた著者が、その心象風景に重ねて米国の明暗を描き、今後の進むべき道を提示する。
感想・レビュー・書評
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私が抱いていたぼんやりしたアメリカのイメージは自由の国、実力主義の国。もう少し詳しくアメリカを知りたかったので読んでみた本。果たして今のアメリカは「嫌われ者」なのか?
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2012.1.9
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1960年代のアメリカのことが、筆者の体験談で語られていて非常に興味深かった。
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戦後アメリカの社会の部分を描くエッセイ。学生時代にこの先生のアメリカ史関連の本をよく読んだのを思い出しました。さて、アメリカは尊敬される国として成熟できるのか?ただ、マイノリティーである黒人より若き大統領を選出するそのマインドに、アメリカの伝統的な美しさが見えることは確かだと感じます。
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アメリカの歴史を筆者の体験から考察してある。読みやすかった。
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あとがきでも書かれている通り、エッセイ風に書かれてあるのでとても読みやすい。
アメリカの歴史と共に筆者の人生の歴史も頭に入ってくるので、本編で中古車に乗ってアメリカ中を走り回った筆者夫婦が、現在は老いと病と怪我と共に暮らしているというあとがきの記述を読んでなんだか切なくなった。 -
[ 内容 ]
かつて若い国、自由の国として世界から愛されたアメリカは、いま巨大な軍事力に支えられた「大米帝国」として嫌われ、衰退に向かうかに見える。
やがて老醜をさらすことになるのだろうか。
半世紀以上、リベラルな立場から歴史家としてこの国とつき合ってきた著者が、その心象風景に重ねて米国の明暗を描き、今後の進むべき道を提示する。
[ 目次 ]
序章 アメリカは若い国か
第1章 アメリカが愛されていた頃
第2章 “天国”のなかの“地獄”
第3章 “天国”のなかの混沌
第4章 アメリカが嫌われるようになって
終章 アメリカよ、美しく年をとれ
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[ 参考となる書評 ] -
昔のアメリカが好きだったという著者が見た最近のアメリカ。
色々変わってきてしまっているのがよくわかりました。