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- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004310570
感想・レビュー・書評
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翻訳に際しての苦労話や期するところをさまざまな翻訳家が語る。どさくさにまぎれて三浦佑之まで語る。うーむ、たしかに古典、しかも古事記にまで遡れば現代語訳は立派な翻訳だねー。しかもこれがかなり面白かった。今をときめく亀山郁夫も語ってるけど、こんなに脚光あびるとはこの頃は思ってもみなかったであろう。
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翻訳家三十数名の翻訳にまつわるエッセイ集。もとは岩波書店の「図書」にリレー連載されていたもので、それを一冊の本にまとめたものです。純粋な翻訳家ではない方も数名混じっているようですが、全体は外国語作品を日本語に移す、またはその逆の作業にまつわる苦労話や楽しみなどを描いています。それぞれの話は面白いんですけど、結局は似たような話が多くなってしまっていて、三十数名も並べる必要があったのかなあ、という気がします。