政権交代論 (岩波新書 新赤版 1178)

著者 :
  • 岩波書店
3.30
  • (3)
  • (8)
  • (19)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 139
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311782

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『政権交代論』(山口二郎、2009年、岩波新書)

    政権交代という現象の意味をアメリカとイギリスの例から解説し、日本で政権交代が起こらない理由を述べ、民主党が政権を担いうるかについて考察している。
    社会民主主義者による著書なので、僕としてはすべてに賛同することはないが、総選挙を前にして非常に良い勉強になった。

    (2009年8月7日)

  • 現実味高いので

  • 政権交代したほうが絶対いいよ、アメリカ、イギリスもそうじゃん!
    ってことをわかりやすく述べています。政治学をやっている人には、おそらく物足りないけれども、
    なんか最近、政権交代っていうけど、いったい何のこと?って思ってる人は、読みやすいと思われます。

  • 日本ではどうして政権交代がないのか、をアメリカのレーガン、ブッシュ、イギリスのサッチャー、ブレアらを例に出して解説している。どうして自民党はかくも強いのか。野党がどうしてダメなのか。かつては自民党は野党社会党が政権交代をしようとすると「自由主義が阻害される」とけん制していた。果たして民主党は政権を取れるのか。鳩山さんが民主党代表になってまだ4日、さあこれから日本の政治はどうなるのかな。

全16件中 11 - 16件を表示

著者プロフィール

法政大学法学部教授・行動する政治学者
1958年生まれ。東京大学法学部卒、北海道大学法学部教授、同大学院公共政策学連携研究部教授などを経て、2014年より現職。最初の著作『大蔵官僚支配の終焉』(岩波書店)により、自民党と財務省による政治・行政支配の構造・実態を暴き、1990年代から2000年代に続く政治改革の深い底流のひとつを形作る。2009年の民主党政権成立をめぐっては、小沢一郎、菅直人、仙谷由人各氏らとの交友を通じて政権交代に影響を与える。立憲主義の立場から安倍首相を痛烈に批判、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の結成にかかわる。

「2018年 『圧倒的!リベラリズム宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山口二郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×