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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004320111
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:B1/4-3/2011/K
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【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/713177 -
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01427673 -
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魔女狩りという暗黒の歴史を分かりやすく説明している。予想通りかなり不愉快な内容だ。
キリスト教が背景とするアダムとイブの伝承において女が邪婬なものと考えられていたことが関係している。閉経した女性に対する露骨な差別が魔女伝説につながっている。
また教会や王権の正当性を高めるために対局の悪の存在を創出したとも言える。愛の宗教であるはずなのに、どちらが悪魔なのか分からない。
キリスト教に限らないが、原理主義的な考え方は極論になりやすい。正義の強調のために、強力な悪の存在が想定されてしまう。これは欧州の人々の底流を流れる考え方なのだろうか。科学を生み出す土壌であるとともに魔女狩りのような暗黒史も作り出してしまう。これは決して過去の話ではないような気がする。
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