映画少年・淀川長治 (岩波ジュニア新書 356)

著者 :
  • 岩波書店
4.08
  • (4)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005003563

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 淀川さんの映画一筋の人生とともに、人に対する優しさが感じられる本。講演会の帰りに右腕を失った少年に握手を求められた件は、いろいろ脚色されて伝わっているようだが、こうした事例一つ一つに淀川さんの人柄が感じられる。

  • 好きなことを究めていくことの素晴らしさがわかる。一本気の通った淀川さん、ステキ。巻末にお勧めの30本の映画が載っていて、全部見る!と決めた。でも子ども時代、裕福な生活を送ったのに、なぜ「苦しんで自殺を考えた」のかが、理解できません。筆者の説明不足では?

  • 映画解説でお馴染みの淀川氏の少年時代から晩年までの、映画に対する愛の遍歴を書いた1冊。好きなものを好きと言い続けること、そして好きなものを他人に伝えていくこと。その素晴らしさを説いています。実に真っ直ぐで誠実な生き方です。淀川氏の解説は実に判り易かったです。それは「好き」という気持ちが素直に表れていたからなのでしょう。

全4件中 1 - 4件を表示

荒井魏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×