- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005005444
感想・レビュー・書評
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NDC(9版) 242 : エジプト
ピラミッドは何のために、どんな方法で作られたのか。ミイラはなぜ作られたのか、ツタンカーメンのマスクに代表される黄金はどこにあったのか等。 (日本図書館協会)
『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介:
テーマ:「扉をあけると」 対象:中学生 太田敬子さん p.44~
ブックトーク紹介:
・見るなと言われた12番目のくらの戸をあけてしまう。日本昔話『みるなのくら』
・「どなたもどうかおはいりください。決してごえんりょはありません」と扉にかかれていたらあなたならどうする?」宮沢賢治『注文の多い料理店』
・あけたのはいいけれど、でられない!『アリ・ババと四十人の盗賊』
・中には金銀財宝や貴重な資料があるにちがいない。吉村作治『ピラミッドの謎』
「著者は者今も新しい遺跡の発掘に力を入れておられます。興味のある人はインターネットで調べると現在のエジプトの発掘状況などを調べることが出来ます」
・扉を開けて本当に金銀財宝を見つけたのは『ツタンカーメン王の秘密』の作者ハワード・カーター。吉村教授がエジプトの興味をもったのも、少年時代にカーターの発掘記を読んだから。「カーターはツタンカーメン王の墓を発見するまでに15年もかかり、数々の困難にあいながらも1925年ついに発掘に成功します彼は、扉を開ける瞬間の様子をこうかいています(p.74~76を読んで紹介)。」
・自分の家の玄関をあけると、自分そっくりの人物が立っていた!?『プリンセス・プロジェクト』
・自分の意志とは金木なく、扉が閉まって生活環境が変わってしまう子もいる。『バドの扉がひらくとき』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミイラの作り方が細かく書いてあってヒュンってなった
ツタンカーメンの生涯とか、古代エジプトの美女の話とかおとぎ話めいてて面白かった
よくそんな記録残ってるなあ -
「天に向かう形」の章の文字を目で追いながら高校生の頃、ピラミッドは何であんな形なんだろう?と不思議に思っていたことをはっと思い出した。数年ぶりに忘れかけてた疑問が甦ってきた。「何でだろう?」から始まるワクワク感と一緒に一気に読み進めた。
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2014.1.26
クレオパトラの部分はローマの内容として役立つ
ミイラやピラミッドの作り方などが具体的で話す内容にそのまま使える
ピラミッドとは何かについては、他の本も読んだ方がいいかも。 -
『ピラミッドの謎』は、2006年に刊行された、岩波ジュニア新書の1冊。古代エジプト研究の概説書で、ややバラエティー的構成ではある。
著者の吉村作治氏は、岩波ジュニア新書から、1985年に『ピラミッドは語る 王の墓・黄金・盗掘 』も出している。 -
ピラミッドが投げかけてくる謎の数々。いったい、何のために、どのような方法でつくられたのか。ミイラはなぜつくられたのか。学問知識に基づきつつも、優しい筆致で説明されている。
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小生が教育実習でお世話になった先生は一年かけてギリシアかローマまでしか進めないと公言してはったなあ。この本以上の内容を説明されていたけれど、これだけでも十分古代エジプトが理解できる。きっと生気の発見って、鳥肌が立つなんてどころじゃない気分になるんだろうなあ