読解力をきたえる英語名文30 (岩波ジュニア新書 960)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005009602

作品紹介・あらすじ

英語力の基本は「読む力」。上達のコツは良い例題にくり返し取り組んで、日本語に訳してみることです。新聞コラムや心に響くエッセイ、あの小説の名シーンまで、この一冊で英語を読む力が身につく、とっておきの例文30題。和訳にチャレンジする生徒と先生の対話形式で、英文読解の基礎から応用までじっくり学べます。

感想・レビュー・書評

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  • 【請求記号:837 ナ】

  • 行方先生の著作は数点持っているが、さすがにうまい翻訳文を示されており非常に勉強になった.生徒役の方の解釈もかなりのレベルで、それを先生が日本語らしく変えていく過程が楽しめた.ある程度の語彙力があっても、日本語として読めるような翻訳を達成することは難しいと感じた.

  • 837.5/ナ

  • 受験生向けの英文読解の本。英語と日本語を行ったり来たりしながら、英文を読む楽しさを気軽に味わえる一冊。一ページ前後の英語の名文と、ていねいな注釈。先生と生徒の問答形式で解説が進む。生徒の逐語訳に近い直訳、言葉を足して意訳した先生の翻訳。英語を日本語で理解するとき、前者の訳レベルでもOKだが、後者のレベルまで読める方が読書は楽しそう。受験や暗記を気にせず読む英語名文は意外と楽しい。意味の知らない単語は推測で補う。文法は注釈に頼るか、もはや気にしない。医者を志す若者に向けた「よく観察せよ!」の話がおもしろかった。

  • ステップ1,2,3と段階的に、高1から高3レベルに。
    ステップ2から急に難しくなり文意が取れない、知らん単語や用法が出てくる。
    自分の英語力は高1レベルと思い知らされた。
    まあ受験勉強してないから仕方ないけど。
    逆に、エリート高出身者はこのレベルなのか?
    理系だと、早、慶、中の同期は自分と同程度だったが、青、上はかなり出来た。
    先生と高校生の会話で進むが、少しわざとらしい。

  • 背ラベル:837-ナ

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000060328

  • 東2法経図・6F開架:837A/N47d//K

  • 先生と生徒の対話は正直いらないけれど、美しく考えさせられる英文に触れることができる。

    難易度順に英文が並んでいるのも良い。

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著者プロフィール

行方昭夫(なめかた・あきお)
英文学者、翻訳家。1931年東京生まれ。東京大学教養学部卒業。東京大学名誉教授。ヘンリー・ジェイムズやサマセット・モームなどの翻訳のほか、その正確な読解力で雑誌「英語青年」の英文解釈講座を長年にわたり担当する。

「2019年 『モナリザの微笑 ハクスレー傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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